2008年10月03日

北欧紀行 その5 ストックホルムの歩き方 二日目

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前日からの風邪を引きずりつつも何とか起床
この日は市内をくまなく移動するスケジュール
午前中はSKANSENにいく予定です
SKANSENはスウェーデンの歴史や文化を体験できる野外博物館
動物園や公園やコンサートなどが、ユールゴーデン島の広大な敷地の中で楽しめます
市内からはバスやフェリー、トラムなどで行けますが
この日はバスで行きました
といっても朝から雨が降りしきる悪天候、さらに時間もないので
ゲート横のSkansenbutikenのみに行きました
ここ言ってみればお土産やさん
しかしここでしか買えないオリジナルグッズはかなりぐっときます
今回はエコバッグと子供用の傘を購入
傘はフリーマーケットにも出品したので手に入れた方はラッキーですね
とてもかわいいデザインです
買い物も済ませて次に移動
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次はバスと地下鉄を乗り継ぎ、インテリアショップ ASPLUNDにいきます
インテリアショップは旅行中ほとんど行きませんでしたが
仕事柄やっぱり見とかなきゃまずいだろうと思い
のぞいて見ましたが、特に目を引くものはなし
こういうショップで扱われる商材は、多少のタイムラグはあるにしても
ほとんど日本にいてもお目にかかれるようになった
スウェーデンはデザイン大国とはいえ、こと輸入プロダクトに関しては日本も品揃えでは負けていないのです
日本と大きく違うのはスウェーデンにせよコペンハーゲンにせよデザインが街の隅々まで行き渡っている点 しかも自然に..
ポストや街灯、商品のパッケージ、切符、もろもろ
きちんと丁寧にデザインされている点
日本の場合はなんだか格好付けすぎて逆に格好わるいものになっているケースが多い気がします 
それはデザインの逆効果
こちらの街で見かけるものの多くはデザインされている事より、そのものが自然に街並にとけ込んでいるから気持ちがよい
デザインって何?みたいな禅問答的なことには到底答えられないのだが、生活を気持ちよくするのもデザインの大きな力だと思っています
あまりに当たり前すぎて気がつかないものにこそ本当のデザインは宿っているのだと僕は思います
とは言ってもデザイナーの方々は尊敬しています
モノを生み出す才能は僕にはないもので、その方達のおかげで仕事にありつけているのですから

さてさてその後は、地下鉄を乗り換えてWigerdais Varldというアンティークショップへ
ビンテージのレアアイテムがそこかしこに並んでいますが、その辺はさくっと見て、その中にまぎれてひっそり息を潜めているアノニマスなアイテムを見つけ出すのがこれまた楽しいのです
フクロウの置物を手頃な価格で入手しました
その後は昨日の「森の墓地」に引き続きアスプルンドの建築巡りで、私立図書館へ
駅はODENPLANで下車
オレンジの円筒形の屋根が目印です
階段を上がっていくと、目の前に広がる本の壁にしばし圧倒されます
外から見た円筒形は全て吹き抜けで周りの壁が本で埋め尽くされていて
白い天井が館内を明るく照らしていて、なんとも素晴らしい光景なのです
本好きにはたまらない空間でしょうね
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図書館の近辺にはストックホルムのアンティーク通りがあって
アンティークショップが並んでいます
その一画にあるBACCHUS ANTIKというショップ
知る人ぞ知る有名なお店
何しろその凄まじいまでの品揃えには圧巻です
ここが地震大国日本じゃなくてよかったねと言いたくなる程
高く積み上げられたカップアンドソーサー
こういうお店には基本的に掘り出し物はあまりないものです
かわりに店主にアンティーク談義をしてもらうのがいいでしょう

さらに散策するとアンティークのレースを扱う小さいお店を発見
ここは匂います
案の定、かわいい柄のエッグカップを発見
(これもまた、フリーマーケットで即売しました)
そして小鳥の描かれたかわいい油絵を発見し
店主とおぼしきおばあさんに尋ねると…
「あんたたちどこから来たの?」「日本です」「カラオケ知ってる?」
「はい…」「私、カラオケ得意なのよ」と言っていきなり大声で歌いだしました
こちらは苦笑い
おばあさんの割に声量があり、通りまで聞こえる程に大熱唱していました
そしてさらに「昔のボーイフレンドよ」といいながら店の奥から大きな油絵をもって来て見せてくれました
「ハンサムですね」って言ってあげたら嬉しそうにしていましたが
他のお客さんが入ってきたとたん真顔になって、あわてて店の奥に絵を戻したのがかわいくて笑えました
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その日の最後はガムラスタンで締めです
その日は一日あいにくの雨で昨日に引き続いての夕焼けは見れませんでしたが、雰囲気ある街並は歩いているだけで楽しめます
世界一細い路地とかもあり、(このぐらいは下町や祇園にもありそうだと思ったけど)路地裏を歩くのが好きな僕にとってはこの上ない場所でもあります
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ストックホルム最後の夜はやはりミートボール
コケモモのジャムでサッパリいただきます
ミートボールとジャムの組み合わせは意外といける
とてもおいしかったです

一週間で二カ国
時間的には全然足りず駆け足の旅でしたが
今回もたくさんのモノとの出会いがありました
巡り巡って皆さんのもとへ行くかもしれませんね

最後までよんでくれてありがとうございます

klala

klalog at 00:17│Comments(2)TrackBack(0)北欧 | 

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この記事へのコメント

1. Posted by theshphouse   2008年10月07日 02:36
デザインって受け取る側があって成立するものだと思うので、作り手と受け手の間にはっきりした境界線はないのかも知れません。
klalaさんの「デザインに対する感じ方」(とでも云うのでしょうか?)イイですね。
それは作る側の行為とそうは変わらないと思いました。
2. Posted by klala   2008年10月07日 03:04
うわぁ
shophouseさんにそんな風に言われるなんて恐縮です...
なんだか最近の風潮のシンプルにデザインしました!
見たいなプロダクトが苦手です
シンプルなものは好きだけど別にデザインされたシンプルさが
欲しい訳じゃないんですよねぇ
「形態は機能に従う」というバウハウスの理念は
一般的には正解じゃないのかもしれませんが
僕にとってはうなずける言葉です

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